もとす北方眼科の抗VEGF硝子体注射|岐阜県本巣郡北方町の眼科

〒501-0426 岐阜県本巣郡北方町東加茂3丁目15番

抗VEGF硝子体注射 INJECTION

硝子体注射について

もろい血管が増えてしまう
動きを抑える成分を注射

もともとの血管がダメージを受けると、それを補おうと新しい血管が増殖します。しかし新生血管は非常にもろく、網膜内で出血などが起こり視力低下を引き起こします。硝子体注射は新生血管を増やす働きを抑える薬剤を眼内に注射する治療法です。もともと加齢黄斑変性に行われていましたが、現在では糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などにも有効だとわかっています。

CONSULTATION こんな場合はご相談ください

  • 加齢黄斑変性である
  • 糖尿病網膜症である
  • 網膜静脈閉塞症である

適応疾患

糖尿病網膜症
糖尿病により血液中に糖分が高い状態が続くと、網膜の細い血管が詰まったり、出血を起こしたりします。するとダメージを受けた血管の働きを補おうと新しい血管(新生血管)がつくられます。新生血管はとてももろく、切れたり血液成分が漏れたりすると、重大な視力障害の原因になります。そこで近年では、新生血管の増殖を抑える硝子体注射が注目されています。
硝子体注射以外の治療法
  • 血糖値のコントロール
  • レーザー治療(網膜光凝固術)
加齢黄斑変性
老化に伴い、新生血管というもろい血管が増殖し、これが出血したり成分が漏れたりして黄斑が障害を受ける病気です。黄斑のダメージにより、ものがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、欠けるなどの症状が現れます。硝子体注射により新生血管の増殖を抑え、進行を食い止めることが期待できます。
硝子体注射以外の治療法
  • サプリメント
  • 禁煙
  • 太陽光を浴びる
  • バランスの取れた食事
網膜静脈閉塞症
網膜の静脈が閉塞して血管が詰まりやすくなる病気です。糖尿病網膜症と並んで眼底出血を起こしやすく、特に50歳以上の高血圧のかたは注意が必要です。溢れた血液が網膜内に閉じ込められるとむくみ(黄斑浮腫)になりやすく、目のかすみ、視野が欠ける、視力低下などの症状があります。この黄斑浮腫を改善する目的で硝子体注射を行うことがあります。
硝子体注射以外の治療法
  • 内服治療
  • レーザー治療(網膜光凝固術)